ユーロ/円の下降トレンド(ベアマーケット)後の調整波を覗いてみる。
この調整波はコンティニュエーション(保合)になっており、ここでコンティニュエーション(保合)についての初歩的なおさらいをしておく。
コンティニュエーション(保合)もちあい
これは現行のトレンドの(この場合下降トレンド)一時休止を示し、その保合パターンによってその後のトレンドや値位置を予測するものである。
比較的多く出現するのは
トライアングル(三角持合)であるが、今回出現したのはエクスペンディングフォーメーションと呼ばれるトライアングル(三角形)ではない珍しい型である。
普通は右にいくに従って三角形が狭くなっていくが、このパターンは逆に広がっていくので後ろ向き三角形とも呼ばれる。
普通のトライアングルでは価格変動が収束するに従い出来高も減少するが、このパターンは逆に減少しないか増加し、異常心理状態にあることを示している。
通常、下降トレンドの最中に出現した場合は、再度3度目の131円近辺を狙いに行き、ブレイク出来ずに再び下落しサポートラインを突き抜けて最安値を至現する。
しかしながら、ショートポジションを持つ場合、131円のレジスタンスを上抜けた場合はストップロスの必要があろう。
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